香港で
おそらく一番目にする
緑の野菜、菜心(choi sam / choy sum、チョイサム)。
飲茶やさんやワンタン麺屋さん、
お粥屋さんはもちろん、
様々な中華料理のレストランにも
必ず菜心のメニューがあるくらい。
香港では
「野菜=菜心」なんじゃないか、
と思ってしまうくらいです(笑)
菜心は、
日本ではサイシンと呼ばれるようで
白菜の変種とのこと。
私は日本では馴染みがなかったのですが、
こちらで最初に食べた時は
菜の花のようだな、と思いました。
でも菜の花のように苦味はなく
クセがなくて食べやすいです。
娘たちの大好物
この菜心、
娘たちが大好き!
一番好きなのは
ただ茹でただけの菜心。
しかも柔らかい葉の部分が大好物^ ^
何もつけずに、パクパク食べます。
キッチンで茹でていると
どこからともなく
つまみ食い泥棒がやってきて
たくさん茹でたはずなのに
食事時にはずいぶん少なくなってしまいます。
しかも、茎の部分ばかり…^ ^;
菜心は
スーパーでも八百屋さんでも
どこでも年中売られています。
私は毎週、
八百屋さんで1キロ弱、
袋にどっさり買います。
18ドル(約360円)くらい。
地元の方も
みんなどっさり買っていきます^ ^
菜心料理
お店で一番
よくある菜心料理は、
そのまま茹でたものに
オイスターソースをかけたもの。
切ったりせず、
そのままの状態で提供されるので
かぶりつく感じで食べます(笑)
子どもはちょっと食べにくいので
ハサミを借りることもあります…
菜心はクセがないので
どんな料理にも使えるのですが
我が家の、茹でる以外の
食べ方はこんな感じです。
⚫︎お漬物
菜心を茹でて絞り
2cmくらいの長さに切って
容器に入れ
醤油:米酢:砂糖=3:2:1くらいの割合かな?
と、昆布を少し刻んで
漬け込むだけ。
日本ではよく小松菜を使って
作っていたレシピ。
子どもたちの大好物です!
私はずいぶん昔に
日本の100円ショップで買った
漬物用の容器を使っています。
容器がなくても
重しをかければできるはず^ ^
⚫︎お汁の具に
⚫︎ちらし寿司の彩りに
⚫︎卵と炒める
エビと炒めることも多いです^ ^
他のお野菜と炒めてもOK!
クセがないので、
合わせる具を選びません。
⚫︎白灼菜心
友人から紹介された
中華の料理本。
簡単で作りやすいので
重宝しています。
この本に載っている
白灼菜心、という料理。
菜心を茹でて水を切ったものに
生姜、油、醤油、砂糖、水を煮詰めたものを
かけるという一皿。
お店でも
こんな感じの料理があります。
そのほか、
うどんや焼きそばなどに
入れたりもします。
トマトソースパスタの
具にすることも。
お弁当にも大活躍の菜心。
さて、今夜はどんな料理にしようかな。