娘たちがマドレーヌとゼリーを作りました

長女のマドレーヌ

小学生は春休み。
普段はなかなかゆっくり遊べない、
数駅離れたところに住んでいる長女の友人宅に
お邪魔することになりました。

手土産を何にしようか考えていると、
長女がマドレーヌを焼いてくれるというので
その名案に乗っかることにしました。

長女は、以前学校から借りてきた
「わかったさんのマドレーヌ」という本を読んで、
マドレーヌのレシピを自分のレシピ本に書き写しています。

ちなみにこの本、私が小学生の頃も大好きでよく読んでいました。
「わかったさん」と「こまったさん」のシリーズがあって、
前者がスイーツ、後者が料理を題材にしており、
お話を読むと作り方までわかっちゃう、楽しい本です。

この本です↓↓↓

さて、今までも何度か作ったことのあるマドレーヌ。
レモン好きな長女は、レモンエッセンスの代わりに
レモンの皮をたっぷり擦って使います。

今回は肉球のマドレーヌも作りたいというので、
ココア味の生地も用意しました。
ココアマドレーヌには、シナモンを少しだけ入れて!という
母のリクエストも、快く受けてくれました^ ^

肉球マドレーヌは、模様の部分に少しのココア生地を入れて
一度数分間冷凍庫で冷やします。
その後、上からプレーン生地を流し入れて焼くと
かわいい肉球のできあがり♪
型から出す瞬間、テンションが上がります。

家族で焼き立てを味見し、ニンマリ。
「あー、持っていく分のマドレーヌがなくなっちゃう!」と
急いでラッピング。

長女のマドレーヌ

ありがたいことに、友人とママも
美味しいと言って食べてくれて
長女もとっても嬉しそうでした^ ^

次女のフルーツゼリー

「お姉ちゃんがマドレーヌを作るんなら、私も何か作りたい!」
2歳下の次女が口を尖らせていました。
「パンにしよっかなー。シフォンケーキかなー」

わかる、わかるよ、その気持ち。
でも既に時間は18時を回っており、
お母ちゃんは夕飯の準備とお姉ちゃんのサポートで
もう随分と頭の中が忙しい…(涙)

「じゃあ、ゼリーにする!」
「いいね、それにしよう!」

優しい次女の思いやり提案を採用し、
寒天ゼリーをつくることに。

キッチンは狭いので
ダイニングテーブルの上にまな板をおいて
まずはフルーツを細かく切るところからスタート。

難しいのはりんごの皮剥きと芯の除去。
でもこれは何度も経験済み。
少々ガタガタでも全く問題なし。
オレンジも上手に切れました。
パイナップルだけは、皮がゴツゴツしているので
お母さん担当。

買い置きしてあったナタデココも準備したら、
粉寒天を水に溶かしてぐつぐつ。
お砂糖も溶かしたら寒天液を容器に入れて
あら熱が取れてから一気に具を投入。
危なげなく、次女の具だくさんゼリーも完成!
翌朝の朝ごはんにみんなで大きなスプーンでパクパク、
いただきました^ ^

次女の寒天フルーツゼリー

キッズシェフと裏方

娘たちのお菓子作りが始まると、
母の私もなんだかんだと忙しくなります。

「バターは使いかけの包みから使って」
「それは薄力粉じゃなくて強力粉!」
「そのボウルじゃ小さすぎるんじゃない?」

回数を重ねるごとに、手を煩わされることは随分減ってきましたが
最低限のサポートはまだ必要です。
「自分1人でやりたい」という気持ちも強いお年頃、
なるべく手と口を出さないように、気を遣います^ ^

そんな母に残されるのは、シンクに積まれた大量の洗い物と
粉やら何やら飛び散ったベタベタのテーブル。

やれやれ。と片付けていると
ふと、思い出したのです。
昔の自分を。

「作りたい!」と思い立ったら止められず
夜遅くまでお菓子作りをし、
片付けや雑用は母に押し付けて
ラッピングしたお菓子をルンルンと持っていく。
そんなやりたい放題していた記憶が、、、(汗)

気づいたら、やれやれ、の気持ちが
母への感謝の気持ちに変わって
なんだかポカポカした気分で
後片付けを終えました。